Monday, December 31, 2012

「日本企業は海外で勝ち残れる」76% 日経調べ(笑)

全然勝ち残ってないじゃんかよ。

ソニーもシャープもパナソニックも任天堂も死んだという現実に目を向けなさい。

タイガーアジアファンドについて

2000年代初頭から、年率平均10-25%の驚異的なリターンを上げてきた、Tiger Asiaが先日閉鎖した。

日本の保険会社などからも出資を受け、(アナリストのJunjiさんも確か第一生命かどこか出身のはず)2001年以降、日本株空売りで大儲けしたファンドである。

香港での中国建設銀行株の追加売出に絡むインサイダーで、香港SFCからはすでに訴追されていたが、2011年にはSECからも訴追を受け、罰金支払いの代わりに罪状認否を行わないという選択をしたが、その頃にはすでにReputationにうるさい機関投資家の資金は一斉に引き上げていたと聞く。その後最近になって、日本のFSAからも、ヤフージャパン株の株価操作にからんで訴追されているのはご存知の通り。

ご存知と思うが、Tiger Managementの創設者Julian Robertsonの子飼いが運営するTiger Cubsのうちのひとつであった。投資対象は日本含むアジア、戦略はドメスティック株のロング・ショート。アナリストは皆、日・韓・シナ・アジア系米国人などのアジア人で、その強みを活かしてアルファを取るという意味で、強みが生きないグローバル・外需株は一切やらないといっていた。この戦略は確かにMake senseだったのだが。

創設者Bill Hwangという人物
17歳の時、1980年代初めに韓国から米国に移住したらしい。父親は韓国に多いミッション系の牧師で、その地位を生かして貧困にあえぐ*韓国を脱出し、ネバダ州に移住したようだ。

大学はUCLAで経営専攻、その後幾つかの職を経て、ヒュンダイ証券のNY支店で韓国株営業をやっていた時に、当時のJulian Robertsonの部下でアジア株担当のPMと知己を得たらしい。

(続く)


Sunday, December 30, 2012

総選挙以降雲隠れ?のJPモルガン北野一

この人分析は一見丁寧で面白いのだが、要は「中道リベラル」の政治思想を仕事に反映させているだけのような気もする。無理押しの日銀擁護とか、「日銀攻めても、金融政策やっても無駄」とか。この人は要は民主党の党派的利益を代弁するに過ぎない人で、その政治的立場から逆算して日銀独立性擁護してきたにすぎないのでは?とも思える。結局国民の総意とマーケットの安倍への合意、及びイェール大学名誉教授と、すべてのConstituentにこてんぱんにやられたのでどこにも出られないのだろうか。ちなみに在日?この間中央日報に韓国上げの論考を出していたけど。誰か教えてください。

榊原という教授も同じで、一般紙に官僚の継続性を褒め称える記事を書いているヒマがあったら、この三年の自らが犯した過ちの認識と榊原がアドバイザーやった民主党の経済政策の被害者への謝罪を行うべきではないのか。

Saturday, December 29, 2012

意味もなく上がったものは意味もなく下げて当然:為替について

長期円安の始まりはすでに始まっている。

前にも何度も書いたが、為替「相場」に明確な根拠などない。あるのはセンチメントや都市幻想だけだ。

だから、そうやって意味もなく上げた円という通貨が下がっていくのを分析したいのであれば、テクニカルが一番適当だろう。その意味で海外の円ベアのテクニカルトレーダーは全く正しい。

しかも、ファンダメンタルで説明できない円高により日本は「双子の赤字」に突入した。それにより、円通貨の下落は「ファンダメンタルズで説明できる」ものにもなっているのだ。

新政権からはやっとまともな対策が出てきているが、そんなものはすでに私含め、数年前から言われてきたことなのだ。この遅れの主犯は日銀と民主党、犠牲者は家電メーカーで間違いない。

非居住者預金のコストを上げなさいという1年前の提言

2年以上前からマイナス金利と言ってきたんですが。

あいかわらず日本という国はToo little too lateである。バブル処理の時から全く変わっていない。



Sunday, December 16, 2012

日本の政治状況

ご祝儀 と日本語でいうのだろうか。

管、仙石、痴呆鳩山(不戦敗)、小宮山、社民辻元、田中チョン新潟真紀子、、、

これだけ死んでもらえると助かる。市場にとっては。

比例などなければ良いのに。

例の兵庫3区の半島人土肥隆二などは、立候補さえしなかったようである。せっかくだから正々堂々と出て、公開処刑を受けるのを見たかったのだが。

ついでに、口先だけでうざい、バブルリベラル旧勢力の代表格田中康夫とかも死んでくれたので会心の出来。週刊誌コラムでも書いていれば良い程度の人物なのに勘違いしないでほしい。にほんn

おまけに、頼んでもいないのに、チャイナスクール加藤紘一も死んでしまった。大変残念だw

市場はすでに織り込んでいたので当面レンジかも知れないが、6ヶ月で見ると大変ポジティブなニュースだと思う。それは、安倍が優秀だからではなく、「自分が優秀だ」と勘違いしてマイクロマネージした傲慢な民主党系の政治屋が出る幕が無くなることが原因である。馬鹿で低能な政治屋はなにもしないでくれれば、全てうまく行くのである。安倍は頭は良くないかもしれないが、そのへんはわかっているから大丈夫だ。これは小泉も同様。