Tuesday, January 29, 2013

米新国務長官ケリーについて

日本のメディアを見る限り、恐ろしく情報不足のようである。
 

米国では、ベトナム反戦の売国奴と言われていた。(04-05年あたり)このあたりはクリントンと共通する、バカ団塊の典型である。

数年前、NYのGrand Hyattで、China Venture capital associationのロードショーなるものがあり参加したが、それを主催していたのはChina Asset Advisorを主催するJonathan Slaterという、これまたニューイングランドの典型的な団塊リベラル。

http://www.linkedin.com/in/jonathansslater

そこに、なんとケリーがビデオ出演したのである。そこでは、「中国の重要性は認めるが、米国との間には大きな問題がある。特に人民元の低いレベルは到底容認出来ない」といっていた。おそらく釣りだろうのに、出席者の半分を占める中国人の中から代表で、工商銀行のNY支店の代表である共産党エリートが、かなり感情的に反論をしていた。

要するにアメリカの外交など、金で買えるのではないか。日本政府が本気でアメリカを取り込んで地政学的に優位に立ちたいのであれば、ケリーなど金(TPP、牛肉など)で買ってしまえば済む話だ。牛肉輸入拡大はその一環であるかもしれない。



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