Saturday, December 29, 2012

意味もなく上がったものは意味もなく下げて当然:為替について

長期円安の始まりはすでに始まっている。

前にも何度も書いたが、為替「相場」に明確な根拠などない。あるのはセンチメントや都市幻想だけだ。

だから、そうやって意味もなく上げた円という通貨が下がっていくのを分析したいのであれば、テクニカルが一番適当だろう。その意味で海外の円ベアのテクニカルトレーダーは全く正しい。

しかも、ファンダメンタルで説明できない円高により日本は「双子の赤字」に突入した。それにより、円通貨の下落は「ファンダメンタルズで説明できる」ものにもなっているのだ。

新政権からはやっとまともな対策が出てきているが、そんなものはすでに私含め、数年前から言われてきたことなのだ。この遅れの主犯は日銀と民主党、犠牲者は家電メーカーで間違いない。

非居住者預金のコストを上げなさいという1年前の提言

2年以上前からマイナス金利と言ってきたんですが。

あいかわらず日本という国はToo little too lateである。バブル処理の時から全く変わっていない。



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