Sunday, April 21, 2013

ボストン爆破事件:米国リベラル派の終わり?

私も、かつて数年間ほど、あのCopley placeからわずか数ブロックのあたりに住んでいたので、人ごととは思えない。

ここでは事実関係よりも意味合い、今後の動きについて若干思いつきだ。今回明らかになったのは、ボストンなどニューイングランドに代表される東部エスタブリッシュメント(ケネディ一族や米国民主党左派が象徴)の偽善的な優しさが、全く、移民国家アメリカの理想の構築に役に立たないどころか、アメリカ社会の公共の安全への最大の脅威となってしまっているという現実である。

19歳の生存容疑者は、家賃支援や奨学金までもらって、アメリカ社会へのウェルカムを、「少なくとも表面上は」思う存分満喫していたはずである。

しかし実際には、「友だちは誰もいない」わけである。

このへんが、少なくとも2年以上は住んでみないとわからないボストン(あるいはニューイングランド)の金持ちによる偽善的リベラルの恐ろしさであり、二面性なのである。

むしろ南部やテキサスなどではこのような偽善は存在せず、ある意味もっと正直である。だから、イスラム圏であるチェチェンからの移民など鼻から受け付けないし、仮に入ってきてもそのような「ウヨク」社会では、耐え切れずにすぐ帰国するだろう。だがこれは悪いことだろうか?

繰り返しになるが、ボストン市民は、容疑者(弟)の奨学金や家賃まで支払って彼の新天地での人生を支えていたのに、その見返りとして彼らが得たのは、100人以上の重傷者(足を両方失ったランナーも多い)と少なくともいくつかの幼い貴重な命、そして数日間にわたる外出不能と極度の不安とパニックであった。

こういう、リベラルの行為の結末を見るにつれ、やはり彼らの方針はどこか根本的におかしいような気がしているのは私だけだろうか。

翻って日本でも、東部リベラルのような高齢者はまだ多いのだろうが、移民政策の議論には大きな転換が訪れるだろう。他国の失敗から学ばない訳にはいかない。少なくとも現状のように、少子化に悩む二流大学が試験なしで素性のしれない中国の貧困層(その中には、反日しそ王を叩きこまれた連中も必ずいるはずである)を入学させているような現実は変わらざるを得ないであろう。

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