Wednesday, February 27, 2013

経済力を地政学目的達成の手段にする国はいずれ低迷を始める

ベテランのチャイナ・ウォッチャーであるGordon Chang氏が良い論考を書いている。

鴻海、中国離れの真相(Forbes)


前から言っているが、中国の経済成長はほとんどが投資、しかも外国からの投資(FDI)である。それが減少傾向にあり、それに拍車をかけるように支那共産党政権は外資をいじめる政策を強化している。全土での日系企業への暴力行為をはじめ、この流れは中国の自殺行為に等しい。

こういうまともなことを簡単な言葉でストレートに言えない日本の経済メディアは反省したほうが良い。ある程度の言論の自由があることが日本の数少ない残された相対優位なのだから。こんな記事は本来、日経あたりが英語で世界中に発信してくるべきだったのだ。日経社内の、バブル期入社のリベラルお花畑がリタイアするのを待たなければならないのか。

追記 本日(3月12日)日経BPから以下のような論考がでたが、2年遅いというべきだろう。

中国リスクに最も近い日本のジャーナリストなら、いち早く世界にむけて発信しなければならない。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130307/244671/?P=4

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