Wednesday, December 25, 2013

また日経が「ドイツ経済の強さの秘密」とか馬鹿な特集をやるので言っておくが

別にドイツ経済が構造的に強いことは決してない。人口減、高齢化、産業構造の問題などどれをとっても日本と同じかさらに悪い。

ドイツ企業が救われたのはリーマンショック以降のユーロ安である。それと、シナ国における狂信的な反日にも救われ。漁夫の利を得たことは確かだがこれも一時的なものになるだろう。

ユーロが元に戻れば、昔に逆戻り。リーマン以降で稼いだ貯蓄は2年は持つだろうがそれ以降はドイツ企業の出る幕ではないだろう。

日経はそれよりも、欧州における南北格差とその元凶であるドイツの高貯蓄低消費・輸出ドライブといったインバランスのもんだいに なぜもっと光をあてないのか。日本の中の「欧州派」がアメリカ嫌いなのはわかるが、この件については正論をもっと押し出せよ。

まあ日経とかもう終わってるだけどな。

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